ホスティングサービスの価格比較とおすすめサービス3選

ホスティングサービスの価格比較とおすすめサービス3選

「自分のブログを持ちたい」「アフィリエイトに挑戦したい」「企業のウェブサイトを開設したい」など、インターネット上にコンテンツを設置する理由はさまざまかと思います。そのためには、ホスティングサービスを選ぶ必要があります。

実際にホスティングサービスを選ぶとなると、その種類の多さからどれが良いか迷うことでしょう。ただ、決して価格の安さだけに惑わされないようにしてください。価格で考えてしまうと、必要なサービスを比較できません。

今回は、価格に惑わされないホスティングサービスの比較方法をご紹介します。また、おすすめするホスティングサービスについてもまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

目次

  1. 目的から考える
  2. 3つの比較ポイント
  3. おすすめサービス3選
  4. まとめ

1.目的から考える

冒頭でお伝えした通り、インターネット上にコンテンツを提供するためには、ホスティングサービスを利用するのが一般的です。そして、ホスティングサービスにはそれぞれ特徴があり、コンテンツの目的から比較できます。

価格と【コンテンツの規模】で比較する

ホスティングサービスを比較すのなら、「コンテンツの規模」が挙げられます。コンテンツの規模とは、コンテンツを設計、運営していく中でどれだけのデータ量(GB)が必要であるかです。

例えば、個人ブログであれば10GBと低価格なサービスで十分です。反対に、企業が100記事単位/月と大規模なウェブサイトを運営するのであれば、最低でも300GB以上の高価格なサービスが必要と言えます。

価格と【必要となる機能】で比較する

 「必要となる機能」で比較するのも、ホスティングサービスを選ぶ上ではポイントです。例えば、WordPressやEC-CUBEなどは、ホスティングサービスによって利用できる場合とできない場合があります。

記事中心のウェブサイトであればWordPressが必要でしょう。また、通販サイトであればEC-CUBEです。当然、サービス内容が充実しているものほど、ホスティングサービスの価格は高くなります。

価格と【求める結果】で比較する

ホスティングサービスでは、「求める結果」から比較するのも1つの手と言えます。求める結果とは、「大量のアクセスが欲しい」「既存の顧客を維持したい」などが考えられるでしょう。

アクセス数が必要なら、SEO対策やデータ送信に強いサービスがおすすめです。また、既存の顧客を大事にしたいなら個人情報セキュリティの確かなものです。

価格の安いものを選んで、必要な機能が付いていなければ本末転倒です。ぜひ、まずはコンテンツの「目的」を明確にした上で、ホスティングサービスを比較するようにしてください。

2.3つの比較ポイント

コンテンツの目的からホスティングサービスを比較しても、いくつかの候補に絞れるだけです。ここからさらに細かく比較し、より良いサービスを選ぶ必要があります。そのための比較ポイントを以下にまとめました。

503エラーが出にくいもの

インターネットの世界では、さまざまなエラーコードが存在しています。その中の1つが「503」です。これは、アクセスが集中したため、ホスティングサービス側が一時的にコンテンツへの入り口が閉じている状態です。

コンテンツを提供する上で、入り口が閉じてしまうのは大問題と言えます。ホスティングサービスを比較する際は「503エラーが出にくい」、処理速度の大きなものに注目しましょう。

ネトワーク回線が強いもの

インターネット上のコンテンツは、全てネットワーク回線を通ることで提供されています。そして、ホスティングサービスごとにネットワーク回線の質は異なり、弱いものもあれば強いものもあるのです。

当然、ネットワーク回線の弱いホスティングサービスでは、多くのアクセスに対応できません。「ネットワーク回線が強いか?」というのも、ホスティングサービスを比較する上では重要なポイントなのです。

バックアップが付いているもの

コンテンツは全てデータとしてサーバー上(ホスティングサービス)に保管されています。クリック1つでデータを更新することも削除することも簡単です。たった一部を削除するだけで、コンテンツ自体が表示されないこともあります。

そんなトラブルのために、「自動バックアップサービス」を提供しているホスティングサービスも存在します。ホスティングサービスを比較するのであれば、定期的な「自動バックアップサービス」のあるものがおすすめです。

上記の3点は、どれも実際に契約してから気づくことの多いものです。当然、「価格が安いから」と契約してしまってからでは、ホスティングサービスの乗り換えは簡単ではありません。

ホスティングサービスは、コンテンツ(情報)にとって「頭脳」のような存在です。ホスティングサービスを選ぶ際は細かな点まで比較し、納得した上で契約するようにしましょう。

3.おすすめサービス3選

おすすめサービス3選

価格に惑わされない、ホスティングサービスを比較するポイントについてはご理解いただけたと思います。ただ、いきなり比較するとなると、「どこを基準にすれば良い?」と迷うことでしょう。そこで、以下ではおすすめのサービスをまとめました。

個人規模なら「LOLIPOP(ロリポップ)」

個人ブログや個人ウェブサイトであれば、「LOLIPOP」が良いでしょう。LOLIPOPの一番の特徴は、WordPress(ブログ用)のインストールや設定が数分で行えるところです。

価格は、「エコノミープラン」で100円(税別)/月ほど。ディスク容量は10GBと、ホスティングサービスの中では少ない部類に入るものの、個人ブログや個人ウェブサイトほどの規模であれば十分と言えます。

中小規模なら「SAKURA(サクラ)」

一般的な企業ウェブサイトや企業ECサイト(ネット通販)であれば、「SAKURA」がおすすめです。SAKURAの一番の特徴は、EC-CUBEが標準で利用できる上、複数人に管理権限を設定できるところと言えます。

価格は、「ビジネス」で2,571円(税別)/月ほど。ディスク容量は300GBまでと、企業向けのホスティングサービスとしては少し物足りないものの、中小規模のCEサイトであれば十分です。

大規模なら「XSERVER(エックスサーバー)」

世界規模の企業ウェブサイトや企業ECサイトを想定すると、「XSERVER」が良いと言えます。XSERVERの一番の特徴は、稼働率99.99%と安定していることです。また、独自SSL(暗号化)が無制限なのもポイントです。

価格は、「Xプロ」で3,600円(税別)/月ほど。ディスク容量は400GBまでと、おおよその規模のコンテンツに対応しています。その上、自動バックアップ機能も標準装備されており、大規模のアクセスにも安心です。

もちろん、上記の他にも各ホスティングサービスには、「個人向け」「中規模向け」「大規模向け」なプランが提供されています。ぜひ、上記のプランを基準に、他のプランについても比較してください。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、ホスティングサービスの価格に惑わされない選び方についてまとめてみました。ホスティングサービスを比較するポイントは、「目的」から大まかに選定し、細かな機能を見ていくというものです。

ホスティングサービスとは、コンテンツを提供する上での「頭脳」のような存在です。いくらコンテンツが良いものでも、頭脳に十分な機能がなければ効率的に情報を発信できません。

大切なのは、提供したいコンテンツに対して、価格以前にホスティングサービスの機能が合っているかどうかです。ぜひ、紹介した比較基準やおすすめをもとに、ベストなホスティングサービスを選んでみてください。

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