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ホスティングサービス事業者を一覧で紹介!各社特徴とは?
サーバーの一部、または全部をレンタルできるのが「ホスティング」です。そのため、インターネット上にウェブサイトやブログなど、コンテンツを提供するのであれば、一般的にホスティング事業者の中から1社を選びます。
ただし、ホスティング事業者の数は国内外に数十社にも存在しています。正直、初めてのホスティング事業者選びという方では、「どの事業者を選べば良いの?」と迷ってしまって当然です。
そこで今回は、ホスティング事業者を「高性能」「格安」「WordPress特化」の3項目で一覧にしてみました。各ホスティング事業者の特徴にも触れていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
目次
1.高性能サーバー 一覧
企業として自社サイトやECサイトなど提供することは珍しくありません。そして、企業が求めるのは安さよりも「容量」「使いやすさ」「セキュリティ」などの機能面です。
もちろん、ホスティング事業者の中には、企業向けのサービスに特化した「高性能サーバー」を提供しているところはいくつも存在しています。ではまず、そんな高性能サーバーから一覧にしてみましょう。
XSERVER(エックスサーバー)
高性能かつ手頃な料金で始められるのは「XSERVER(エックスサーバー)」です。その特徴は、最新CPU(20コア)と大容量メモリ(192GB)を搭載した高速サーバーにより、稼働率99.99%の安定性があることでしょう。
料金は、「X10プラン(12カ月)」で1,000円(税別)/月ほど。ディスク容量は200GBとある程度の規模のウェブサイトに対応できる上、独自SSL(暗号化)によりECサイト(通販)向きでもあります。
heteml(ヘテムル)
アクセス数が多くても快適に使えるのは「.heteml(ヘテムル)」です。その特徴は、PHP(情報管理言語)に対応していることで、サーバーのメモリ消費を最小限に留めることができ、快適なアクセスを実現しています。
料金は、「基本プラン(12カ月)」で1,500円(税別)/月ほど。ディスク容量は256GBと、長期的なウェブサイトの運用にも対応できます。また、マルチドメイン(無制限)なので、複数サイトを運営可能です。
EX.CLOUD(エクス クラウド)
複数サイトを前提にしているのは「EX.CLOUD(エクス クラウド)」です。その特徴は、最低20個からのマルチドメインを提供しており、1契約で複数のウェブサイトを提供・管理できます。PHPの種類もドメインごとに設定可能です。
料金は、「Lite」で975円(税別)/月ほど。ディスク容量は200GBと、先述した事業者よりもお得な料金設定と言えます。その上、データ転送量が無制限/日なので、1度に大量のアクセスがあったとしても安心です。
2.格安サーバー 一覧
企業向けということもあり、先程は「高性能」なホスティング事業者を一覧にしてみました。しかし、個人や小規模サイトであれば、それほど高性能である必要もなく、どちらかというと料金が安い方が好まれます。
もちろん、ホスティング事業者の中には、個人や小規模サイトに特化した「格安」なサービスも多数提供されています。では次に、そんな格安サーバーを一覧に見ていきましょう。
LOLIPOP(ロリポップ)
100円と格安で始められるのは「LOLIPOP」です。その特徴は、格安サーバーでありながら安定した通信環境と親切設計により、初心者でも安心してウェブサイトを提供できることにあります。
料金は、「エコノミープラン」で100円(税別)/月ほど。ディスク容量は10GBと、小規模なウェブサイトやブログ程度であれば十分です。ちなみに、2017年7月現在、初期費用(1,500円)は無料キャンペーン中です。
SAKURA(さくら)
格安でありながらディスク容量が多いのは「SAKURA」です。その特徴は、WordPressやEC-CUBEなどさまざまなシステムに対応し、マルチドメインにより複数管理ができることと言えます。
料金は、「スタンダード(12カ月)」で429円(税別)/月ほど。ディスク容量は100GBと、料金の割に多く2〜3のウェブサイトであれば問題なく運営できます。また、独自のSSLも提供されており、ECサイトでも安心です。
minipop(ミニポップ)
サーバーの読み込み速度が速いのは「minipop」です。その特徴は、サーバーの記録領域に「SSD」を導入していることで、管理者側からの書き込みはもちろんアクセス側からの読み込み速度が速いことです。
料金は、「ミニプラン」で250円(税別)/月ほど。ディスク容量は25GBと少なめなものの、個人ブログであれば十分でしょう。また、WAF(セキュリティソフト)を採用し、データの改ざんや不正アクセスからサイトを守ります。
3.WordPress特化 一覧
企業であれば「高機能」、個人や小規模であれば「格安」ということでホスティング事業者を一覧にしてきました。しかし、最近ではWordPressでのウェブサイトが一般化しており、それに合わせたサービスも求められています。
そのため、最近のホスティング事業者の中には、「WordPress特化」のサービスを提供しているところも少なくありません。では最後に、WordPress特化のサーバーを一覧で見ていきましょう。
wpX
多くなりやすい記事数に対応しているのは「wpX」です。その特徴は、「Nginx(高速サーバー)」と「SSD(高速記録媒体)」の併用により、記事の素早い書き込み・読み出しができるというところにあります。
料金は、「レンタルサーバー(12カ月)」で1,000円(税別)/月ほど。ディスク容量は30GBと少なめではありますが、小規模なウェブサイトであれば問題ありません。また、記事作成に嬉しい「Webフォント機能」も搭載です。
for WordPress
WordPressのためだけに設計されているのは「for WordPress」です。その特徴は、1〜2分でWordPressをセットアップできる簡易さにあります。また、ウェブサイトを1クリックでコピーできるのも魅力と言えます。
料金は、「エントリー(12カ月)」で400円(税別)/月ほど。ディスク容量は10GBほどではありますが、個人で運用する分にはちょうど良い容量です。その上、自動バックアップ機能もあり、万が一でもデータは守れます。
4.まとめ
今回は、ホスティング事業者を「高性能」「格安」「WordPress特化」の3つに分けて一覧で紹介しました。いかがでしたか?一覧と言いつつ一部でしたが、各事業者に特徴があることはご理解いただけたことでしょう。
ウェブサイトやブログなどをインターネット上に提供する上で、ホスティング事業者をどこにするかは非常に大きな問題です。「容量」「機能」「料金」など、選ぶ基準を間違えると必要なサービスを受けることができません。
ホスティング事業者を選ぶポイントは、提供するコンテンツの目的を明確にするということです。その上で、必要な機能や予算を考えていくと、適切なホスティング事業者を選ぶことができると言えます。